営業部女子課の想い

2016年4月より女性活躍推進法が施行され、これまで以上に女性の活躍推進に向けた取り組みが 各企業や社会に期待されるようになりました。

同時に「日用生活品における7割以上の購入決定権は女性が握っている(※1)」という調査結果があり、多様化する市場ニーズへの対応において、「売り手側」にも、生活者視点を活かした女性の活躍がますます重視されてきています。
※1 経済産業省調査による

その「売り手側」がつまり、営業職なわけですが、日本における営業職への従事者のうち、女性が占める割合は全体の約15%、53万人にすぎません(※2)。
※2 平成24年就業構造基本調査による

一部、女性営業の活躍が進む業界もありますが、そういった特定の業界以外では、いまだ女性営業職が活躍できるフィールドが開拓されていないのが現状です。

また、営業の仕事では「男性は外勤、女性は内勤」といったような性的役割認識が強く、かつ、仕事の属人化ならびに長時間労働が常態化している傾向があります。さらに、ロールモデルや指針となる女性の先輩が少ないため、女性営業職は将来のキャリアを描きにくく、孤立無援状態になりがちです。
結果、離職が増えてしまい、大多数が出産を機に退職もしくは内勤職へ異動し、営業職としてのキャリアを諦めてしまう傾向が高くなっています。

これらの課題を解決するために、2009年に「営業部女子課」を設立。(※3)しました。
※3 2013年に一般社団法人化

全国で女性営業職向けのコミュニティを運営することで孤立無援の状態を解消し、スキル開発・キャリア開発を目的とした勉強会やイベントを開催しています。
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営業部女子課が掲げるのが、営業女子を現在の53万人から100万人、全体の30%に拡大しこう、という目標です。
営業女子そのものの数が増えれば、営業職でも女性が働きやすく、辞めずに長く働ける社会環境がおのずと醸成されていくと考えています。環境が整えば、営業職に就きたい、続けたいと思う女子がさらに増え、切磋琢磨することで、女性の営業力全体の底上げにもつながるはずです。

つまり……
1.営業女子ものの数を増やす
2.営業女子になっても辞めない社会をつくる
3.営業力を持つ女子を増やす

これが、わたしたちの「やりたいこと」です。

営業の世界における女性の活躍が推進されることは、多くの女性に経済的自立の機会を提供し、企業や地域経済にとっても直接的な利益を生み出すことに繋がると考えています。

私自身、子育てと両立しながら営業職として働くことで自立し、働く喜びを得られました。女性こそ営業の世界で活躍できること、育児中など時間的制約の中でも営業職として活躍できることを社会に啓蒙しながら、女性営業職の離職防止、就業継続に寄与して参ります。

ご指導、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

一般社団法人 営業部女子課の会 代表理事 太田彩子

営業部女子課のミッション

営業部女子課のビジョン

活動方針

  • 営業女子が抱える「育児と営業の両立」「相談者不在による孤立化」将来のキャリアが描きにくい」等の問題を解決するために、営業女子が会社を超えてつながる「ネットワーク」を創ります。
  • 営業女子がさらに仕事で成果を上げ、長く活躍できるように、能力開発ならびにキャリア開発の機会を創り出し、提供します。
  • 女性の様々な挑戦を支援し、地域経済の「稼ぐ力」につなげ、地域イノベーションを開花します。